講師・セラピスト紹介INSTRUCTOR

gratiaのおもい

「gratia」とはラテン語で「感謝する」を意味します。「ありがとう!」を伝える事は本当に少なかったのですが、母に今とても感謝しています。

私がアロマテラピーを学ぶきっかけとなったのは「母」です。
・・・大好きな母は7年前に亡くなりました。

余命半年と宣告され家族は何をしてあげたら良いのか分からず、ただただ寄り添ってあげる事しか出来ませんでした。

唯一、母の微笑みを感じることが出来たのが「香り」でした。当時の私は「アロマテラピー」という名前すら知らず・・・

病院の近くに八百屋さんがあり、いつも新鮮なみずみずしい果物が沢山並んでいました。食する事が出来ないと分かっていても、毎日のようにフルーツを買っては、果汁を絞って嗅がせたり、皮をにぎって香りを放てたり・・・すると母が薄っすら笑みをうかべるのです。

食べることは出来ないけど、香りによってニッコリ笑顔になる母がとても可愛らしかったです。

・・・母がなくなり1年が過ぎ。ここから私はアロマと向き合うことを始めたのです。

母の余命を宣告された時、そばにいてあげること、手を握ってあげること、ふれると壊れそうな気がして・・・近くにいることしか出来ませんでした。アロマテラピーがあの時もっと近くにあったら・・・。と、この思いが私とアロマテラピーの出会いのきっかけです。思い出の香りでなつかしい頃を思い出し、前向きな気持ちを持たせてあげられただろう・・・庭の手入れが好きだった母、ハーブの香りで落ち着きを与えてあげられただろう・・・やさしいお花の香りで、不安な気持ちを拭ってあげられただろう・・・そして何より自分がもっと・・・母を包んであげられるような気持ちになれただろう。

私たちの生活にも少しずつアロマが浸透しつつありますが、もっと多くの人のクオリティーライフに繋がっていくことを確信しています。
まだまだ、これから色々な形でたくさんの方に出会うことでしょう・・・。その度に気付き(築き)学んで行くのでしょう・・・。

このように、アロマテラピーに出会えたこと、アロマテラピーをお伝え出来ることにとても感謝しています。
・・・gratia!!

これからはアロマテラピーを伝えていきたい

そんな日本の10年後は・・・もっともっと・・・。
ママがアロマをやっているその子どもたちが大きくなって「アロマが生活の中に当たり前」で育った世代になっていくのでは・・・と思います。

時代もますます高齢化社会になり・・・健康志向、予防医学のニーズは高まる一方・・・

今の日本は、便利さがゆえに人間社会に与える影響は、精神的な病をはじめ、様々です。

日本の今は、大きな時代の変化の真っ最中!!・・・この状態が続くからこそ「心の平和」「心の支え」をつくるアロマテラピーのニーズが高まっていくのを感じています。

グラーティアは、そんな「アロマテラピーの基本とそして可能性」をお一人お一人真摯にお伝えしていきたいと思います。

これからもたくさんの方との出会いを楽しみにしています。

講師・セラピスト

平山 朱巳Akemi Hirayama

アロマスクール「gratia」講師
NARDJAPANアロマインストラクター
日本アロマコーディネータ協会アロマインストラクター
日本アロマコーディネータ協会介護アロマコーディネーター
日本赤十字社医療センター院内アロマボランティア活動

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